記事公開日:2020年12月02日
仏教の実態把握調査説明会(2020年度臨時調査)
【説明会】
仏教の実態把握調査説明会
【主催】
(公財)全日本仏教会
【日時】
2020年11月10日(火)13時00分
【場所】
Web会議サービスZoom
【調査報告】
戸松義晴(全日本仏教会理事長)
【趣旨】
2020年に猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症が仏教界にどのような影響を与え、寺院は今後どのような見通しを持ったらよいのかを調査するべく、「仏教に関する実態把握調査」を実施しました。
【コメント】
本年の説明会は新型コロナウイルス感染症が寺院の活動にどのような影響を与えているか、その調査を報告したものであった。
マクロな視点で、世間が寺院や仏教に求めていることと寺院や仏教側が求められていると感じることを整理したところ、両者には大きなズレがあることがわかる。「コロナ禍」と呼ばれる未曾有の事態に、寺院や仏教は本当の意味で人々を救うことができているのか。回忌や行事の案内をするときにだけ連絡をする、つまりお金のかかるタイミングでしかお寺との接点がない、と感じる人々は多いようである。
新型コロナウイルスにより生活様式が変わり、様々な苦悩を抱えている現代人に対して我々がなすべきことととは何か。その本質について考える機会となった。