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お知らせ

記事公開日:2019年12月10日

キャッシュレス化勉強会

【シンポジウム】
キャッシュレス化勉強会

【主催】
國學院大學副学長 石井研二教授

【日時】
2019年8月9日14時〜15時半

【場所】
國學院大學渋谷キャンパス 3号館3階3311室

【講演】
講題:「キャッシュレス化の展望と課題〜トリプル・ウィンの精神が鍵〜」
講師:株式会社大和総研金融調査部金融調査課次長 主任研究員 長内智

​【趣旨】
近年キャッシュレスという言葉が流行し、国民の関心が高まっており、年号も令和に入り、政策によるキャッシュレス化が推進される方向性にある。そんな中で、利便性故にすでに導入している寺社が現れており、なし崩し的に浸透していくように思える。京都仏教会はまったをかけた形になっていますが、どこまできちんと検討されたのか、信教の自由の侵害にあたるのか、まずは仕組みからの勉強が必要である。

【コメント】
約40名ほどの参加者が見られたが、キャッシュレス化に対して前向きな意見より、否定的な意見が多く見られた。実際に、寺社への参拝者のニーズとしてキャッシュレス化が挙げられているのか、趣(景観など)を感じられにくくなるのではないか、投資する初期費用ほど効果が見込めない、都市部と地方とでは勝手が違う、などが意見として多くあがった。社会全体としてキャッシュレス化が進んでいく中、寺社が何を求められているのか、どのように対応していくのか考えていかなければならない。