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お知らせ

記事公開日:2018年06月09日

平成30年度鶴見大学仏教文化研究所公開シンポジウム

【シンポジウム】
平成30年度鶴見大学仏教文化研究所公開シンポジウム
東日本大震災の経験から学ぶものー災害・いのち・こころー

【主催】
鶴見大学仏教文化研究所
鶴見大学先制医療研究センター

【日時】
2018年06月09日 13時30分~16時55分

【場所】
鶴見大学会館地下1階メインホール

【講演者】
[報告者]
木村清孝氏(鶴見大学仏教文化研究所特別顧問)
井川裕覚氏(真言宗僧侶・臨床宗教師)
池浦龍太郎氏(神主・臨床宗教師・医師)
勝村聖子氏(鶴見大学歯学部准教授)
[パネルディスカッション司会]
前田伸子氏(鶴見大学副学長・鶴見大学仏教文化研究所研究員)

【趣旨】
従来の価値観が大きく揺らいでいる現代社会において、人々は様々な不安を抱えながら生きていかねばならず、多くの人が「死生」へ関心を寄せている。そこで、建学の精神に基づき仏教に関する様々な教育・研究を行ってきた本学と、公益財団法人仏教伝道協会と連携することで、幅広い方々に向けて講演会を開催する。(HPより抜粋)

【コメント】
東日本大震災の経験・対応の中から、四氏の報告がなされた。当時どのようなことが経験されたのか、寺院・神社は避難所ともなり、また地域の象徴として護られもした。法医学を専門とする歯科医師として、被災地の遺体安置所で身元確認が行われる中、緊急的に設けられた場所では普段とは違い、ご遺族や被災者との関わりも経験された。人々の想いと向き合われた様々な経験から報告がなされ、宗教者として様々な状況の中、どのように想いを受け止め、生者・死者とその想いをつないでいくことが出来るのか、たいへん考えさせられるシンポジウムでした。