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お知らせ

記事公開日:2018年05月17日

平成30年度 臨床仏教研究所公開研究会

【シンポジウム】
平成30年度 臨床仏教研究所公開研究会

【主催】
(公財)全青協・臨床仏教研究所

【日時】
2018年05月17日 13時30分~16時

【場所】
仏教伝道センタービル 7階「見」の間 

[基調報告]
古村栄伸氏(ペンシルバニア大学病院チャプレン)
[指定討論]
神仁氏(臨床仏教研究所上席研究員・東京慈恵会医科大学付属病院SCW&チャプレン)
[コメンテーター]
大井玄氏(東京大学名誉教授・臨仏研アドヴァイザー)
 

【趣旨】
仏教者は苦しみを抱える人びとのこころにどのように寄り添うことができるでしょうか。生老病死の苦しみの現場に自ら足を運び、その声やこころを聴く臨床仏教師の存在は、多くの苦を抱える現代社会において求められるべき存在と言えるでしょう。
全国青少年教化協議会・臨床仏教研究所では、「平成30年度 臨床仏教研究所公開研究会」を下記の通り開催いたします。同研究会では、アメリカのペンシルバニア大学付属病院でチャプレンとして活動されている古村栄伸師を基調報告者としてお招きします。現代アメリカ社会における仏教チャプレンの活動内容と課題についてご報告いただき、今後の日本における仏教チャプレンのあり方について議論を深めたいと思います。
(案内文抜粋)

【コメント】
米国チャプレンの数、活動場所や活動内容、育成についてや仏教徒として活動をしていく際の指針となる教えなどについて講義がなされた。育成については、大学における仏教の神学修士を経てからCPEプログラムに入っていくとのことで、膨大な時間をかけて育成がなされていることが伺えた。米国において仏教チャプレンは少ないが増えつつあり、仏教に基づいたチャプレン教育訓練機関も増えている、米国の知恵の輸入を図り、日本の知恵の輸出をしてはどうかと講演はまとめられた。