記事公開日:2018年03月14日
2017年度 能登地域寺院調査 現地報告会「能登から、お寺と地域の未来を創造する」
【シンポジウム】
2017年度 能登地域寺院調査 現地報告会
「能登から、お寺と地域の未来を創造する」
~他出子・他出者への対応について~
【主催】
浄土真宗本願寺派
【共催】
過疎問題連絡懇談会、真宗大谷派、真宗大谷派能登教務所
【日時】
2018年3月13日 13時30分~16時30分
【場所】
真宗大谷派能登教務所
【講演者】
[報告者]
那須公昭(浄土真宗本願寺派総合研究所研究員)
徳田剛(大谷大学文学部社会学科准教授)
猪瀬優理(龍谷大学社会学部准教授)
平子泰弘(曹洞宗総合研究センター委託研究員)
[コメント]
藤丸智雄(浄土真宗本願寺派総合研究所副所長)
【趣旨】
この調査は、地域と寺院のこれからを考えるにあたり、既存の自然・歴史・文化・人材をどう活用し、よりよい未来を創造するかを検証することを目的としています。 今回は、特に郷里から他出された門信徒(檀信徒)の方々(以下、他出者)との関わりに焦点を絞り、寺院活動の“いま”と“これから”について、調査に携わった4名より、さまざまな視点から分析結果を報告します。この報告を踏まえ、ワークショップでは、現地のみなさまと、能登地域とそこに所在する寺院の“これから”について、ともに考え、語り合いたいと思います。
地域とお寺のこれからを検討する貴重な機会になると思います。ぜひご参加いただきますよう、よろしくお願い申しあげます。(開催案内より抜粋)
【コメント】
石川県七尾市にて開催された当報告会は、近隣の寺院にも呼び掛けが行われ、50名近くいた参加者は近隣寺院の住職が多いようであった。
報告会では、過疎問題連絡懇談会を中心に行われた能登地域寺院調査について、未だ纏まりきらない内容も多いようであったが、要所を押さえた報告や、これからの寺院が行うべき取り組みへの提言など、多様な報告がなされていた。