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お知らせ

記事公開日:2018年02月23日

地域寺院倶楽部シンポジウム まちに開く、まちを拓く-地域とともに生きる寺院の姿-

【シンポジウム】
地域寺院倶楽部シンポジウム
まちに開く、まちを拓く地域とともに生きる寺院の姿

【主催】
大正大学地域構想研究所・BSR推進センター

【日時】
2018年2月22日 15時~17時30分

【場所】
大正大学 大会議室(1号館2階)

【講演者】
[報告者]
榎本義法(天台宗金剛院・群馬県富岡市)
鶴園恭子(浄土真宗本願寺派光明寺・宮崎県高原町)
飯島俊哲(真言宗智山派海禅寺・長野県上田市)

[パネルディスカッション司会]
髙瀨顕功(大正大学地域構想研究所・BSR推進センター助教)
[コメンテーター]
東海林良昌(第20期全日本仏教青年会理事長、雲上寺副住職)
星野哲(立教大学社会デザイン研究所研究員)

【趣旨】
大正大学地域構想研究所ではBSR(仏教者の社会的責任)推進センターを設置し、日本各地に存在する仏教寺院を、文化、教育、福祉における地域資源とみなし、地域創生に寄与する寺院の社会参加の在り方を収集、分析をすることで、寺院の潜在的役割の見える化をめざす活動を推進しております。
この度、当センターが主催する「地域寺院倶楽部」では、広く社会へ発信する場として、シンポジウムを以下の通り開催する運びとなりました。シンポジウムでは、まず、会報誌である『地域寺院』に掲載させていただいた寺院から「開かれた寺院の活動」として事例報告をいただきます。その後、報告いただいた内容をより深め、ともに学ぶためにパネルディスカッションを行います。
地域社会のため、寺院の活性化のため、何かをしたいと思われているみなさまのご参加をお待ちしています。(HPより転載)

【コメント】
本シンポジウムでは、主に各地域の寺院の事例報告が行われ、パネルディスカッションもその内容に基づいて行われました。
天台宗金剛院(群馬県富岡市)住職の榎本義法師は、お寺で朝活としての読書会「てらよみ」を開催していることの報告。浄土真宗本願寺派光明寺(宮崎県高原町)坊守の鶴園恭子氏は、人口1万人を切り、過疎化が進む高原町で見守り活動の報告。真言宗智山派海禅寺副住職(長野県上田市)副住職の飯島俊哲師は、地域コミュニティのハブとして定着している手作りの祭り「聖天祭」の報告がされました。
各寺院に共通しているのは、お寺やその活動をコミュニティを繋ぐ役割としていることであり、鶴園氏に至っては、お寺の境内に留まらない活動を行っています。
布教教化活動と地域活動・社会活動との関係性から、寺院の本来の役割が何であるのかは、また1つの論点になるとしても、コミュニティの希薄化が進む現代における寺院のあり方として、寺院が地域活動・社会貢献活動を行っていくことは、必然となっていくのではないでしょうか。