記事公開日:2018年01月18日
田園回帰の時代〜地域の継承と寺院の役割〜
【シンポジウム】
浄土真宗本願寺派主催 公開シンポジウム
田園回帰の時代〜地域の継承と寺院の役割〜
【主催】
浄土真宗本願寺派
【日時】
2018年01月18日 13時~15時30分
【場所】
本願寺聞法会館 3F 多目的ホール
【講演者】
[講師]
藤山 浩氏(一般社団法人 持続可能な地域社会総合研究所所長)
[コーディネーター]
藤丸智雄氏(浄土真宗本願寺派 総合研究所副所長)
[パネリスト]
坂原 英見氏(広島県 東光坊住職)
冨金原 真慈氏(島根県 蓮敬寺住職)
藤山 浩氏(一般社団法人 持続可能な地域社会総合研究所所長)
三田 真史氏(京都府 浄福寺住職)
【趣旨】
人口減少社会を見据えた寺院振興支援対策(過疎対策)として、各教区委員会における施策検討、企画立案につながる内容とすべく『田園回帰1%戦略』で著名な(一社)持続可能な地域社会総合研究所所長 藤山浩氏を講師にお招きし様々な事例を基にした基調講演に引き続き、過疎地域で活動する寺院住職の活動報告に学ぶパネルディスカッション。最後に、小グループに分かれテーマに沿った話し合いを行うもの。
(開催要項抜粋)
【コメント】
公開シンポジウムであったパネルディスカッションまでを聴講させていただきました。定住人口を毎年1%上げるだけで、子ども人口の安定化を達成出来る、元気に農業をする高齢者は農業による所得が少なくとも、介護費用や医療費などで数百万円の費用削減に貢献している、といった講師の話が印象的でありました。寺院と同一地域に住む檀信徒が多いことを考えると、地域を活性化させることは、檀信徒を活性化させることにつながり、ゆくゆくは寺院を活性化させることにもつながる、パネルディスカッションにて紹介された事例は、どれも有意義であり、寺院振興につながっているように思われました。