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お知らせ

記事公開日:2017年11月04日

公開シンポジウム「いのちのケアとスピリチュアリティ」

【シンポジウム】
公開シンポジウム「いのちのケアとスピリチュアリティ」
悲しみ・苦しみに寄り添うマインドフルネス

【主催】
公益財団法人 全国青少年教化協議会臨床仏教研究所
上智大学 グリーフケア研究所
東京慈恵会医科大学付属病院緩和ケア診療部

【日時】
2017年11月04日 13時~17時

【場所】
東京慈恵会医科大学付属2号館1階講堂

【講演者】
[発題者&パネリスト]
イレーヌ・ユーエン氏(ナローパ佛教大学CPE講座教授・アメリカ)
グスターブ・エリックソン氏(ルーテル教会付属病院チャプレン・スウェーデン)
クッピヤワッテー・ボーダナンダ氏(ドラッグ・リハビリテーション&ヒューマンバリュー・ディベロップメントセンター代表・スリランカ)
[コメンテーター]
伊藤高章氏(上智大学)
下山直人氏(東京慈恵会医科大学)
[モデレーター]
神仁氏(臨床仏教研究所・東京慈恵会医科大学)
ジョナサンワッツ氏(臨床仏教研究所・慶應義塾大学)

【趣旨】
マインドフルネス瞑想は、今日全世界において医療やビジネス、スポーツの分野において広く実践されるようになってきました。マインドフルネス瞑想の源は仏教の教えの中にあり、その実践は単にストレスを軽減するばかりではなく、人の心そのものを平穏な状態に保つ効果があります。特に自死念慮や災害時に生じたトラウマ(心的外傷)、身近な人を亡くしたグリーフ(悲嘆)からの回復には高い影響力を示します。
 また、さまざまな悲しみや苦しみを抱えた方の心に寄り添い、回復を支援するためには、医療や福祉の分野などで活動する支援者自身がマインドフルな状態であり、智慧に基づくエネルギーを保持することが必要です。
 今回のシンポジウムでは、世界各国でマインドフル瞑想を実践しトラウマやグリーフを抱える人々のケアに当たってきた第一人者をゲストスピーカーとしてお招きします。それぞれのゲストスピーカーの臨床経験を通じて、日本における各分野でのマインドフルネスな個々のスピリチュアリティに根ざした「いのちのケア」のあり方について考えるものです。
 多くの方々のご参加をお待ちいたしております。
(HP抜粋)

【コメント】
世界各地での実践の様子が報告され、日本においても大変示唆に富んだシンポジウムでありました。