記事公開日:2017年06月03日
第25回 日本近代仏教史研究会 研究大会
【研究大会】
第25回 日本近代仏教史研究会 研究大会
【主催】
日本近代仏教史研究会
【日時】
2017年6月3日 9時30分~18時
【場所】
東北大学(川内キャンパス)
【講演者】
(シンポジウムのみ表記)
[報告者]
大谷栄一氏(佛教大学)
ユリア・ブレニナ氏(同朋大学)
ジャクリーン・ストーン氏(プリンストン大学)
佐藤弘夫氏(東北大学)
[コメンテーター]
岡田正彦氏(天理大学)
安中尚史氏(立正大学)
【趣旨】
(シンポジウム)
2000年代以降、日本の近代仏教研究は新しいステージに突入したが、それを牽引してきたのは、清沢満之研究をはじめとした近代真宗研究である。では、他宗派の研究状況はどうなっているのだろうか?
本シンポジウムでは近代法華・日蓮仏教研究を対象とし、その成果を確認するとともに、新たな研究の展開を展望してみたい。〈中略〉
本シンポジウムでは、中世から近代の法華・日蓮仏教研究を専門とする国内外の研究者に登壇いただき、「近代法華仏教研究の新たな展開」について問題提起いただくとともに、今後の研究課題について議論できればと思う。(当日プログラムより抜粋)
【コメント】
個人研究発表では、幅広いテーマで近代仏教史に関する発表がなされた。シンポジウムでは、近代法華仏教や日蓮教団についての研究史を振り返りつつ、今後の研究の可能性が議論された。特に、日蓮主義という語の定義付けは、近代日蓮宗門史を研究する上で重要な課題であり、今後さらなる検討を重ねる必要があると思われる。