記事公開日:2017年02月14日
法華宗教学研究発表大会
【研究発表】
第30回法華宗教学研究発表大会
【主催】
法華宗・興隆学林専門学校
【日時】
2017年2月10日 10時~17時
【場所】
東京国際フォーラム ガラス棟 409会議室
【講演者】
[基調講演]
大平宏龍師(法華宗(本門流)・興隆学林専門学校長)
「『観心本尊抄』管見—なぜ「観心」本尊抄か—」
[学位取得記念講演]
芹澤寛隆師(法華宗(本門流))
「日蓮聖人における中国思想の受容と展開について」
米澤立晋師(法華宗(本門流))
「日隆聖人の釈尊観について—一仏二名論を中心として—」
[特別講演]
朝倉俊泰師(顕本法華宗・千葉市本行寺住職)
「七里法華の歴史と教義」
布施義高師(法華宗(陣門流)・教学部長)
「本門の世界—『観心本尊抄』理解の一視点—」
岩﨑峻暉師(法華宗(真門流)・法華宗真門学林前学林長)
「日真門流の略歴史と主張」
小西日遶師(法華宗(本門流)・大本山本興寺貫首)
「門祖日隆聖人の鴻彰と宗門史研究について」
【趣旨】開催案内より
〈法華教学/宗門史〉研究の現在—さらなる発展をめざして—
(前略)今回の大会では第30回を記念して、大平学林長の基調講演のほか、法華教学および法華宗各派宗門史に関する近年の研究情報を整理し今後を展望する、特別講演の部を企画しました。またこのたび博士学位を取得された2氏による記念講演も、あわせて計画されています。(以下略)
【コメント】
第30回をむかえる法華宗教学研究発表大会に参加してきました。本大会は、学術研究のみならず、広く布教・教化に資するための勉強会がそもそもの出発であるとのこと。
また今回は、昨年発足された法華宗連絡協議会のご縁で、顕本法華宗・陣門流・真門流の各師が特別発表されたとのことのようです。今大会には、この他にも法華コモンズの皆さんや、実に多様な方面からの出席者で大変賑わっておりました。