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お知らせ

記事公開日:2018年01月19日

「悲嘆に向き合うとは」〜グリーフケアを学ぶ〜

【シンポジウム】
臨済宗妙心寺派東京禅センター 主催講演会
「悲嘆に向き合うとは」〜グリーフケアを学ぶ〜

【主催】
臨済宗妙心寺派東京禅センター

【日時】
2018年01月19日 15時~17時

【場所】
仏教伝道センタービル8F「和」

【講演者】
[講師]
島薗 進氏(宗教学者・上智大学神学部特任教授・上智大学グリーフケア研究所所長)
小西敏郎氏(医師・東京医療保健大学副学長)
[ディスカッション登壇者]
島薗 進氏(宗教学者・上智大学神学部特任教授・上智大学グリーフケア研究所所長)
小西敏郎氏(医師・東京医療保健大学副学長)
中井美穂氏(アナウンサー)
岩瀬 哲氏(埼玉医科大学 緩和医療科 教授)
池内 龍太郎氏(関東臨床宗教師会代表、神社神道神職、医師)
千坂 成也氏(臨済宗妙心寺派東園寺住職)

【趣旨】
誰もが性急な成果を求められる現代社会に生きる私たちはいくつもの大災害を経験し、その中で互いに差し伸べ合う手こそがあたたかいことに気づきました。しかし突然襲われる悲しみを癒すことは簡単ではありません。そのために、おうちでできること、心を支援することお寺ができることなどを考え学びます。
(開催案内抜粋)

【コメント】
若手医療者に対してグリーフケアが必要なことが多いとの言葉が印象的でした。医師も様々な診療科があり、死と無縁の者が多い、また一般の医師も看護師も「グリーフ」や「グリーフケア」の言葉を知らないことがある。臨床宗教師は重要だと思う、早期からの緩和ケアも同様だが、闘病中から死生観を深められる機会が普通にあるようになると良い。「死」だけではなく、そう生きるかも支援してほしい。などの意見がありました。その一方、まだ病院に袈裟や衣で来られることには抵抗がある、病院も経営や訴訟のリスクを考えるので、受け入れには慎重になるだろうとの意見もありました。