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お知らせ

記事公開日:2017年09月17日

LGBTとALLYのためのHappy Ending CAFE ~医師と一緒に考える終末期~

【シンポジウム】
LGBTとALLYのためのHappy Ending CAFE ~医師と一緒に考える終末期~

【主催】
House Boat Club

【日時】
2017年09月17日 16時〜18時

【場所】
BLUE OCEAN CAFE

【講演者】
[報告者]
村田ますみ氏(ブルーオーシャンカフェオーナー)
吉田絵理子氏(総合内科専門医・プライマリケア認定医)

【趣旨】
LGBTを初めとする様々なセクシュアル・マイノリティについての認知と理解が進んできたことで、社会にはALLY(支援者)の人々も現れてきました。これまでのLGBTの課題は、安全な環境を得ることや差別被害から身を守ることが主でしたが、社会が変わり始めたことで、学校や企業、家族や地域での暮らしやすさも、少しずつ向上してきました。生活者としての安全と尊重が促進されてきたことで、個人としての生き方や老後などライフエンディングを考える機会も多くなり、LGBTとALLYの人々にとって新しい課題が見え始めています。ライフエンディングにまつわる6つのテーマについて、LGBT当事者やALLYとして活動している各分野の専門家と一緒に学び、LGBTの幸せなライフエンディングについて考える
第1回テーマ「医療」
 長年のパートナーが突然倒れ、救命救急にかかることになったら?
 老年期に入れば、自分やパートナー、友人が医療に関わる機会は増えていきます。
 現在の医療制度の中でLGBTであることがどのように関わるのか、終末期に私達には何ができて、どのような準備が必要なのかを共に学ぶ。

【コメント】
医療現場において、パートナーである人が、患者や家族となりえる人であると証明する根拠がない場合、その人物に対して面会の許可、病状説明等はできないと判断される可能性が高いとのこと。事前指示カートなどで本人の意思を明確にしておくと、一定の効果が期待できるのではないかとのこと。この事前指示書を寺院の葬儀などの際にも適用できないかと思うが、残された遺族の受容にもよるので検討が必要なように思われる。
 セミナー後の交流会は実に有効で、様々な方とLGBTの現状について意見交換ができ、さらに当事者に疑問点などを質問できた。