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お知らせ

記事公開日:2016年12月23日

近世日本仏教思想研究の過去と現在ー西村玲氏追悼研究集会ー

【シンポジウム】
近世日本仏教思想研究の過去と現在ー西村玲氏追悼研究集会ー

【主催】
西村玲氏追悼研究集会実行委員会

【日時】
2016年12月23日 13時15分~18時

【場所】
東京大学本郷キャンパス

【講演者】
[報告者]
セッション1「近世仏教研究の現在—中世からの視点」
末木文美士氏(国際日本文化研究センター)「連続と断絶ー中世から近世へ」
曽根原理氏(東北大学)「中国明代仏教と日本近世仏教—安楽律論争研究を通じて」
引野亨輔氏(千葉大学)「仏教思想史研究と宗教社会史研究のあいだ—西村玲氏の業績に学ぶ」

セッション2「近世仏教研究の可能性—近代からの視点」
林淳氏(愛知学院大学)「近世仏教研究者が見た近代」
碧海寿広氏(龍谷大学アジア仏教文化研究センター)「近代仏教になる前に—戒律復興をめぐって」
Micah.L.Auerback(ミシガン大学)「近世仏教研究を英語圏で引き継ぐために」

[コメンテーター]
蓑輪顕量氏(東京大学)

【趣旨】
前年2月に死去した近世仏教研究者・西村玲氏の追悼研究集会。『近世仏教思想の独創—僧侶普寂の思想と実践』等、近世仏教研究に新たな領域を開きつつあった同氏の業績を踏まえ、近世仏教研究の過去と現在を論じる。

【コメント】
寺檀制度等の観点からネガティブな評価をされやすい近世仏教だが、その思想を丁寧に見ていくと、中世とも近代とも違った近世仏教独自の豊かさがあることを知る。