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お知らせ

記事公開日:2016年11月12日

吉田久一の歴史研究を問う

シンポジウム
吉田久一の歴史研究を問う—社会福祉史と近代仏教史の立場から—

日時:2016年11月12日 13時〜17時
場所:千葉県千葉市中央区
        淑徳大学千葉キャンパス 淑水記念館2階多目的室
報告者:永岡正己氏(日本福祉大学)
        林淳氏(愛知学院大学)
        元村智明氏(金城大学)
        繁田真爾氏(早稲田大学)
        長谷川匡俊氏(淑徳大学)
コメンテーター:大谷栄一氏(佛教大学
                      清水海隆氏(立正大学)
                      今井小の実氏(関西学院大学)

趣旨
吉田先生は、周知のように、社会事業史と近代仏教史の2つの領域の研究に生涯を捧げられた特異な研究者でありました。それぞれの領域で金字塔とも言うべき先駆的な業績を打ち出したことによって、2つの領域は学術分野として芽生え、根づくことになりました。このことがもつ意味と可能性を考え、語りあう機会をつくりたいと考えました。(趣旨説明より抜粋)

コメント
社会事業史と近代仏教史に於いて稀有な功績を遺された吉田久一氏(1915〜2005)のシンポジウムに参加してきました。
没後10年に刊行された遺著に端を発して企画されたシンポジウムとのこと。異なる学問領域の研究者が、吉田久一氏を通して如何なる対話が可能か、また、吉田氏が遺した業績を如何に評価・位置づけを行うかを問う始めての試みだったそうです。報告者、コメンテーター共に熱のこもったシンポジウムでした。