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お知らせ

記事公開日:2017年10月10日

臨床仏教師養成関西第1期プログラム 臨床仏教公開講座第1講

【シンポジウム】
臨床仏教師養成関西第1期プログラム 臨床仏教公開講座第1講
開講式・記念シンポジウム
いのちのケアを考えるー現代社会と宗教者ー

【主催】
花園大学国際禅学研究所・(一社)アジア南太平洋友好協会

【日時】
2017年10月10日 18時~20時

【場所】
キャンパスプラザ京都

【講演者】
[開講挨拶]
河野太通氏(花園大学総長
[パネリスト]
カール・ベッカー氏(京都大学・花園大学)
窪寺俊之氏(聖学院大学)
神仁氏(臨床仏教研究所)
[モデレーター]
千石真理氏(臨床仏教研究所)

【趣旨】
臨床仏教師とは、人生の生老病死にまつわる現代社会の苦悩と向き合い、専門的な知識や実践経験をもとに行動する仏教者のことです。昨今問題となっている貧困・自死・ひきこもりをはじめとした社会問題に対し、こころのケア、弱者に寄り添うことのできる人材の輩出が急務となっています。一方、現場で活動する仏教者からは、仏教者による社会的貢献活動について総合的・体系的に学ぶ機会が少なく、現場の中でどのように振舞うべきかを悩んでいるとの声も挙がっています。仏教学科を有する本学においても臨床仏教師の養成に力を注ぐことにより、これらの諸問題に対し、社会に貢献できる人材を輩出できればと考えております。
(花園大学HP抜粋)

【コメント】
同養成プログラムにおける関西での初となる開催ということもあり、100名を超える講座受講者が集まり開催された。その殆どは僧侶であったようであるが、女性や一般の受講者も多く見受けられた。講座では、寺院や僧侶に求められる社会的貢献活動や、チャプレンの立場からの事例、臨床仏教師の役割などについての発表がなされた後、ディスカッションが行われた。